旅の予習シリーズはじめました。
きっかけはこのツイート。
以前、Google マップのマイマップで旅中に行きたい場所へひたすらマークをつけていたときのこと。
死海の場所を調べてみると、、
これ海じゃなくね!?
なんとビックリ。海じゃなくて湖?琵琶湖みたいな感じ?
現在世界一周一時帰国中のまるさんが教えてくださいました!
まるさんは元高校教員で地理を専門にしているので物知りな方ですね!
まさかのまさか、海じゃなくて塩湖だったんですね。笑
”死海”なんて名前やったら海だと思っちゃうじゃないの〜
ややこしや〜
って、もしかして知らなかったの私だけ??
(実はこのやり取りしたの去年なのです、、。笑
そしてこの記事自体、ずっと下書き途中のまま眠っていて、、
書こう書こうと思っていてできていなかったんですがやっと完成!!)
それともう一つ!
例えば、どこかの世界遺産を見に行くとしましょう。
何も知らずに行ったとしたら、「あ〜なんかよーわからんけどすごい建物やな〜。」
とか「なんかよーわからんけど記念に写真とっとこ。」のように
なんかわからん建物やなんかわからん景色の写真でカメラロールが満パンになる事間違いなしなのです!
いつ行けるかわからぬ海外。
まだ見ぬ未来の為にこれからたくさん調べていく予定です。
そして旅中にも自分で書いた記事を読み返して、旅をより楽しむスパイスになればいいかなと思います!
まぁ、今後書いていく場所に必ず行くとは限りませんが、、笑
そんなこんなカクカクシカジカで私が世界一周中に行きたい場所などを取り上げて、その場所の歴史やその場所に関することをつらつらと書いていこうと思います!
完全私的な旅の予習コーナーなので興味のない方は爆裂スクロールしちゃってください!笑
それでは行ってみましょう!!
記念すべき第一回はペトラ遺跡について!
場所 ヨルダン南部
世界文化遺産 1985年登録
簡潔にこのペトラ遺跡とはなんなのかというと、、
紀元前4世紀頃に定住していたナバテア人によって築かれた隊商都市で、古代ナバテア王国の首都なのです!
紀元前4世紀というと今から約2500年前!
日本でいうと縄文時代と弥生時代の間ぐらいなんだそうです。
ひみこさまぁぁ〜〜
ちなみに隊商とは、砂漠や草原地帯で隊を組んで旅する商人の一団。
つまりキャラバンのこと。
どうして栄えたの?
このペトラ遺跡はその昔、中国とローマを結ぶ交易ルートの中継地として繁栄した場所なのです。
そしてこの都市を築いたナバテア人は優れた貯水技術を用いてダムや水路を作り、キャラバンにオアシスを提供していたのだそう。
砂漠の真ん中にも関わらず水に不自由しないほどの卓越した技術の持ち主だったようです。
実はこのナバテア人、この地に定住する前はアラブの遊牧民族として羊の放牧や盗賊、貿易を生業としていたそうなので、元々賢い民族だったんですかね?
このペトラ遺跡は都市なのでものすごく広く、このあと挙げるエル・カズネとシークだけでも全体の1%ほど、全体の半分以上はまだ砂に埋もれていると言われていてまだまだ発掘途中の謎多き遺跡なのです!
エル・カズネ
まずペトラ遺跡と言われて思いつくのは、この赤い岩肌に削られた巨大な神殿「エル・カズネ」ではないでしょうか?
かの有名な「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でも登場したのがこの場所です。
エル・カズネとはアラビア語で"宝物殿"という意味で、盗賊がこの中に略奪品を隠したという伝説があるとかないとか、、。
しかし、のちの研究で王様のお墓として建設されたんじゃないかと言われています。
このエル・カズネはどのように作られたのかというと、
①岩壁をまっ平になるように削る
②その上から設計図を書く
③設計図にそって立体になるように掘っていく
だそうです。想像できます??
今みたいに重機も無い、ましてや日本ではやっと稲作が始まったくらいの時代にこんなもの作っちゃうなんて、、。
完成するのに一体全体、何年ぐらいかかったんでしょうか。
この古代人の苦労をわかった上で実際に見ると、また違った見方ができそうですよね!!
シーク
エル・カズネに向かうまでの細くて薄暗い道がシークと呼ばれています。
このシークは両側に高さ約80メートルの岩壁がそびえ立っていて、なんと長さが1キロも続いているんだそう!
さらには水路としても利用されていたようで、壁には水を通す雨どいのようなものが掘られています。
岩の割れ目を歩いていく感じなのかな?
想像するに、たぶん真っ直ぐの道ではなくてうねうねしてる?
そしてこの1キロも続く薄暗いシークを抜けた先にいきなり現れるのがさっきのエル・カズネ!
いきなり現れるんですって!いきなり!
うぅぅ〜〜、ワクワクするぅぅ(о´∀`о)
初めてこの遺跡を発見した人ってどんな気持ちやったんやろう?
前々回のイッテQの「出川の歩き方」で茜ちゃんがやってたみたいな感じかなぁ〜
(見た人にしか伝わらない笑)
まとめ
今回は特にエル・カズネとシークを中心に調べてみましたが
ここはほんの入り口で、この先にもローマ劇場、岩窟墳墓、ローマ街、エド・ディル、などたくさんの見所があり1日では周り切れないのだそうですよ。
あんまり書くと長くなりすぎちゃうのでペトラ遺跡に関してはこのぐらいにしておきますが、さっきも書いた通りこの遺跡は未だ謎に包まれた遺跡です。
実際にペトラ遺跡に行くことができた暁には、頭の中ではインディ・ジョーンズのテーマ曲を流し冒険家にでもなったかの気持ちで、古代ナバテア人に思いを馳せながら隅から隅までしっかりと目に焼き付けてきたいと思います!
おっと、最後にひとつ!
このペトラ遺跡の玄関口には2019年4月に新しく「ペトラ博物館」がオープンしました。
そしてなんとこの博物館新設には日本が全額(約8億円)無償で資金援助したそうですよ!
現地に行った際には是非こちらも訪れたいですね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*)
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